卒業制作：VR/AR施設の体験価値を高める

Unity×C#でVRシューティングを構築し、TouchDesignerで体験を拡張

卒業制作では、AR/VR体験施設での滞在時間をより価値あるものにすることをテーマに掲げました。 Unity（C#）で月面基地を防衛するVRシューティングを開発し、TouchDesignerでヘッドセットを外していても緊張感が続くインタラクティブ演出を加えました。

Unity VRシューティング：迫り来る敵との攻防を設計

約1カ月の開発期間で、敵ウェーブやリロード操作、ハプティクスを手・視線・コントローラー入力に応じて反応させました。 立体空間で照準を合わせ、防衛ラインを維持する身体性は、従来の平面シューティングでは得られない体験です。

TouchDesigner演出：ブリーフィング映像で緊張感を継続

TouchDesignerでは、モーショングラフィックスやテレメトリー風HUD、ゲームプレイ映像を組み合わせたブリーフィング映像を1週間で制作しました。 ロビーで常時上映することで待ち時間でもミッションの熱量を保ち、ヘッドセット装着前から物語に没入できるようにしました。

バーチャルガイドとしてプレゼンテーション

発表当日はウェブカメラによるモーションキャプチャーとボイスチェンジャーを組み合わせ、仮想案内人としてライブ解説を行いました。 撮影から編集までを1日で仕上げ、準備とテクノロジーの活用が短期制作を支えることを実感しました。

プロジェクトで得た学び

VR/ARはエンタメだけでなく教育や商業施設でも有効に活用できると確信し、短納期でも価値を出すためには綿密な段取りと高速な試行が欠かせないと学びました。

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